参十八)
■ 相手の警戒心を解き、無防備にさせる心理術 ■
大凡のコメディアンがそうである様に、一種天才的とも言える志村ケンさんなど、普段の実像は、ネクラだそうですね。
・・・例えば、刑事コロンボ。例えば、中村主水。
若い頃、劇団に居た事もある自分は、日頃そうした演技を振舞う事で周りの反応を見て楽しんでいるフシもあるわけだが・・・。
つまり、相手を無防備にするには、こちらがバカを装えば良い。自分の側を相手より上に感じさせず、寧ろ卑俗さえ感じさせる語り口や態度によって、相手に一種の優越感ないし親近感を持たせ、その結果、相手は警戒心を解き、ほとんど無防備になってその人を受け入れてしまうのである。
一見、計算を感じさせない態度、バカやざっくばらんを装った態度こそ、実は高度な“悪の心理術”として絶大な効力を持っているのである。
・・・そう言えば、ビートたけしの演じた座頭市。その中のセリフにこんなのがあった。「めくらを装ってるとな、人の優しさが良く見えるんだよ!」
歴史上の人物で言えば、若かりし頃の織田信長。猿と言われた豊臣秀吉。・・・バカを装う天才を見抜けない者こそ、凡人である。
その点、秀吉の本質を見抜いていた信長も、やはり天才だったわけだが。。。
*これは意外と簡単。地方出身者なら、堂々と方言丸出しで相手と接してみる。。。など。
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