参十四)
■ 気の無い相手にも話しを聞かざるを得なくさせる心理術 ■
これは、如何に相手の近くに座り込むかという事が大きな課題になってくる。現にベテランセールスマン等が書いているセールスの教科書には、「客の前で、客と一緒に座るタイミングの難しさ」が、必ずと言って良い程書かれている。言い換えれば、この座るタイミングさえモノにすれば、セールスは半ば成功したも同然である。
・・・確かに人間にはこうした傾向が有る。座っている人間には、座って同じ目の高さで話すのが最も通じ易い。しかし、それ以上に、ボディ・ランゲージで言う、相手のボディゾーンに一歩踏み込んだ効果が大きいのである。つまり、相手を排除しようとしている人間は、相手と常に一定距離を置こうとしている。しかし、その壁が破られて一歩中に踏み込まれると、次第に相手を排除出来なくなり、相手を受け入れざるを得なくなって行くのである。相手の近くに座り込むという行動は、このボディゾーンの壁を確実に破る事を示している。
*例えば、筆記用具を取り出して。「実は、それについては、こうなっているんです。」などと言いながら、書くのに適当な場所を探して座り込む。・・・こうすれば、相手も抵抗が無い。
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